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IC乗車券(Suica・PASMOなど)の相続手続

忘れがちな相続手続


相続手続といえば、相続登記や預貯金の払戻しを思い浮かべるでしょうが、それらのように誰もが思いつく手続だけではありません。
忘れがちな手続ですが、しておいた方がよい手続があるのです。
ここでは誰もが利用している「IC乗車券の相続手続」について解説します。

IC乗車券の解約手続


被相続人がIC乗車券を利用していた場合、その乗車券はほとんどの場合が貸与であり、保証金(デポジット)を入金して使用していたものです。

IC乗車券を解約することで、デポジット部分の返金を受けることが可能になります。

また、IC乗車券のなかに残金が残ってしまっている場合は、それぞれのIC乗車券の管理会社の所定の方法で、払戻を受けることができます。どのような方法で払戻が可能になるのか、確認するとよいでしょう。

相続人による解約手続で必要になる書類


被相続人のIC乗車券を相続人が解約する場合は、名義人以外の者が手続することになるため、様々な書類が必要になります。
まずは次の書類を用意しましょう(次の書類以外も必要になる場合があります)。

IC乗車券本体
被相続人の死亡の事実が読み取れる戸籍
相続人であることを証明できる戸籍
相続人であることを証明する身分証明書
認印


なお、IC乗車券を定期券として利用していた場合で、定期券の期間が残っている場合は、未使用期間部分について払い戻しを受けることができる可能性があります。早急に手続するとよいでしょう。